題名の付けようがないので困る

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さて、今日もまたシンケンジャーの感想から書こうとおもいます。
一応思想転向がなくて安心でしたが、それでも「殿様しか最強のモヂカラがつかえない」という設定がある以上正直手放しでほめられない感じになってしまいます。

今回はグリーンの「家来になってもいい、ただし自分がレッドを超えるまでだ」というセリフがあったのがよかったですが、これがなかったら、いくら「この世をまもる」といってても筆者としてはちょっと批判的にならざるを得ないドラマだったとおもえます。

しかし、「家来になってもいい、ただし自分がレッドを超えるまでだ」といったセリフがあっても、「殿様しか最強のモヂカラがつかえない」という設定が存在しづつける以上は、他のメンバーがレッドを超えることは本当はあり得ないということになってしまいますからねえ。
この設定があるかぎり、封建的な階級序列が絶対的になってしまうわけで、この設定は見直しを考えないとまずいとおもえますね。このままでは民主的とはいえない状況になっててかなり問題だとおもえます。

そもそも、戦隊シリーズというのは、いままでは敵の側に封建的な階級があるのが普通だったわけです。一番代表的なのはダイナマンのジャシンカ帝国で、これはシッポで身分が決まっている帝国という設定でした(ボルテスVのボアザン星人の設定のパクリっぽいものですが)。なぜ敵の側がそういう設定だったかというと、こういう設定にすることで封建的な価値観を否定するという意味があったのだとおもいます。

それが今回は主人公側に封建的な階級が存在するということですから、従来の戦隊の悪側の設定に主人公たちの設定が近くなってしまっているといえます。この設定の扱いは慎重にやらないと封建制に退行するような価値観を視聴者に説くことになってしまいますので気をつけてほしいですね。

さて、巷は連休ですが、筆者は連休直前までいそがしかったので、連休はあえて何もしないでゴロゴロブラブラして体と頭をやすめようとおもいます。本当は今日の日記は、前回までの日記のつづきで、創価学会の信者を改宗させるためには何教がいいのかということについて書こうかとおもってましたが、資料をしらべたりするのが大変なので次回以降におくります。前回はヒンズー教とインド仏教を例として挙げましたが、よく考えたら創価学会ガンジーをよく担ぎ出すからインド仏教はあんまりよくないかなあと考えたりもしました。

それにしても、ヤフーブログのトップページに、こないだから、「おしらせ」というのが表示されてて、そこには「特定の団体や著名人の批判でも利用規約に反する場合がある」ということが書かれてあるのですが、なぜこのタイミングにこういう表示がでるんでしょうかねえ。前からでていて気付かなかったのかな? 北野誠の無期限謹慎の問題以降、たしかにヤフーブログ内を検索すると、創価学会を批判する内容のブログがおおくなりました。こういう事態に対してヤフー側が警告をだしているということなんでしょうか。

前々回の日記でバーニングプロが創価学会系ということを書きました。
*前々回の日記『共産主義はなぜ宗教を禁止するのか』
http://blogs.yahoo.co.jp/wandaba_station/59111381.html
バーニングプロが創価学会系というのは、本ブログへ友達登録をしてくださった堀端勤さんのヤフーブログ『多事多事暴論』2009/4/17『(続)言葉狩りの時代 』に書いてあることがソースです。

ヤフーブログで創価学会批判をやった人が理由もつげられずにID剥奪されるなんてことがないように祈ります。もしそんなことになったら、もう市民団体で一斉決起してヤフーの本社に座り込むとかやらなきゃだめじゃないですか。

ヤフーブログ内をしらべると、こないだの某タレントの自殺まで創価学会が関係しているなんて書いてあるものまでありますが、さすがに筆者もここまではいいません(笑)。この日記で書いていることは、比較的に一般的な情報をもとに書くように心がけています。
また、よそのブログだと、創価学会の信者を罵倒するようなことを書いているものまでありますが、筆者としては、創価学会の信者というのは、あるいみ犠牲者だとおもっていますので、そういう書き方はしないようにしています。

また、話はとびますが、こないだ実家を片づけていたら『テレビくんデラックス ウルトラ兄弟大百科』がでてきて、これの内山まもるのコメントがいいですね。
「ウルトラ漫画を描いていた頃は、もう無我夢中でね。子供達には正義の心が伝わればと思って描いていました。ウルトラ漫画は僕の青春そのものでしたよ。(p64)」
(画像はこのこのコメントを写メで撮ったもの)

このように、内山まもるも「子どもに正義の心を伝える」という意図をもっていたわけであって、この内山氏のコメントは、橋本洋二や熊谷健以上にストレートなことをいっていますね。橋本洋二や熊谷健も子ども番組で子どもを啓蒙するというようなことはよく言ってますが、ここまで直截的なことはいっていないですよ。内山氏のこういうウルトラ漫画への姿勢を知らないか誤解している人はおおいみたいですね。